7つのチカラのトレーニング

絵のない本の読み聞かせ(理解力)

2016-09-16

本の読み聞かせをしていらしゃるご家庭は多いと思います。

ことばキャンプでは、聞く耳を育てるために、絵を見せないで読み聞かせをしています。

子どもたちは、テレビやゲーム、ビデオといった映像文化の中にいます。

視覚的な刺激にあふれている現代だからこそ、あえて絵を見せないで耳からだけで情報を得る体験をすることに意味があると考えています。

耳に集中していっしょうけんめい聞こうとすることで、聞く耳を育てていきます。

小さな集中を積み重ねる(理解力)

2016-09-16

落ち着きがなく、話を聞けない子どもには、はじめは「小さな集中」の時間をつくることをおすすめします。

テレビがついていたら消して、静かになった状態で「集中タイム」を作ります。集中して静かにできたら「できたね!」と集中できたことをほめてあげてください。

はじめは1分から、3分,5分と集中する時間を増やしていきます。「集中する時間」の体験が積み重なって、すこしずつ集中できるようになります。

 

親子でいっしょに聞くチカラを育てよう(理解力)

2016-09-16

人の話を聞けない人は、話の途中でさえぎって自分が話したいことを話したり、質問したり、最後まで聞いていないことが多いものです。

おしゃべりなAちゃんは、学校であったことを話してくれるのはいいけれど、弟が話している途中でもどんどん割り込んでくるのです。きっとお話したいことがたくさんあるのでしょう。

でも、まわりの人の話を聞けないのは困りもの。そこで、Aちゃんのママは、話しているときは割り込まないという「話を聞くルール」をAちゃんと決めました。

話したい!という芽をは摘み取らないように気をつけながら、

「今話しているから、待っててね」

「順番に話そうね」

と声をかけるようにしました。こうした聞くルールを小さいうちから教えておくことは大事なことですね。

ところが大人にとっても、人の話の筋を最後まで注意深く聞くこと、これがなかなか難しいのです。

毎日、食事の支度や洗濯、子育てに追われ、仕事を持っていると、ゆっくり子どもたちと向き合う時間がなかなか見つからないでしょう。

本人は聞いているつもりでも、家事をしながら、携帯をいじりながら聞いていると、話している方は会話をしている感覚を持てません。

時間がないなら、寝る前の10分とか、お風呂の湯船に入りながらなど限定して「この時間はゆっくり何もしないで聞く」と決めてはいかがでしょうか?限られた時間でいいので、子どもの話を最後までゆっくり聞いてあげること。子どもとのコミュニケーションの楽しさも味わえるはずですよ。

親子で一緒に、聞くチカラを育てていきましょう。

豊かな人間関係を築くチカラ(理解力)

2016-09-16

学校で先生の話をしっかり聞くことができないと、授業がわからなくなってしまいますし、連絡事項のモレや忘れ物が多くなってしまうでしょう。

学習面に支障をきたすだけではなく、将来社会に出て仕事をする上でも、豊かな人間関係を築くためにも人の話をよく聞いているかどうかは、人生に大きく影響してきます

昔から聞き上手というように、人の話をよく聞く人は人間関係がうまくいきます。

人は自分の話を聞いてくれる人を好むからです。

それに上手に話すことができても、相手の気持ちや考えを理解したうえでないと、発言は見当はずれのものになってしまいます。

聞くチカラは豊かな人間関係を作っていく上で欠かせない、コミュニケーションの要です。

問いかけで考える力を育てる(論理力)

2016-09-16

問いかけで、子どもの考える力を育てる

よく、「子どもに何かを聞いても、『わかんない』と自分の考えを言わない」という相談を受けます。

子どもが自分の考えを言わないのは、なぜでしょうか?

ひとつには、考える練習が足りないのです。ですから、できるだけ考える機会を与えることです。

親が決めたことを「こうしなさい」押し付けないで、子どもに考えさせてみるのです。

『ことばのチカラで自立しよう④』でご紹介した「どっちにする?」のワークは、いきなり考えさせるのではなく、二者択一なので答える側にとってハードルが低いです。「どっちにする?」と聞かれると、子どもは考えて答えを出そうとします。まずは、こんな問いかけからやってみてください。遊びのようにして「どっちにする?」としてもいいですし、今日着る服を「どっちにする?」と聞くなど、日常の生活の中に取り入れることもできます。

考えることが楽しくなるような、問いかけをしてみましょう。そして考えることを促す声かけをしてみてください。

また、子どもが○○してしまったとき、いきなり叱らずに「どうしちゃったの?」と理由を聞いたり「どうしたらいい?」と問題を解決するよう促すなど、折に触れて考えるよう促してみてください。

自分の考えを言わないのは、正解を言わないといけないと思っているからかもしれません。そのような場合は、「正解ではなくあなたなりの考えでいいんだよ」と伝えたり、子どもの発言に対しては、「へぇ~~」「そんな風に考えてたんだ!おもしろいね」などと、子どもの答えを受け止めてあげてください。

論理力の習得には、しつこくならない程度の質問と親のわからないふりの演技力、答えを待つ根気強さがポイントです。

一言ことばでは伝わらない(論理力)

2016-09-16

あなたのお家では、こんな会話をしていませんか?

「ママ~~、お水!」(お水が飲みたいと伝えたい)

「これ、明日までだって」とプリントを差し出す。(書いておいてよ)と伝えたい。

 

ことばが省略されていても会話ができるのは、状況や表情からその人の伝えたいことを察して理解しているからです。家族の中ではそれほど不都合は生じなくても、よその人と話すときに、ことばで伝える力を持たないと言いたいことが相手に伝わらない事態が起こってきます。それに、単語だけの会話は相手に失礼な話し方ですよね。

ですから、単語だけの一言ことばでは伝わらない、ということを子どもにわかってもらいたいもの。そこで、一言ことばには「はぁ~?」ととぼけたり、わからないふりをして、センテンスで話せるように、家族の間で一言ことばを禁止してみましょう。

感情だけのことばでなく、またプツンプツンと切れた考えではなく、「~~だから、~~~だ」のように筋道のある話し方がでは、論理的な考え方の土台です。理由を述べながら話せば、自分の考えを整理できるし、人を納得させることができます。

毎日では窮屈なので、曜日を決めて、一言ことば禁止にトライしてみませんか。

考える力を鍛える(論理力)

2016-09-16

考える力を育てていくこと

自分で考え、自分の意見を持つために、考える力を鍛えていきましょう。

ロジカルシンキング(論理的思考法)は、かんたんに言えば、筋道を立てて考えること、そして話すこと。相手に内容を誤解されないようにするために、言いたいことを考えて整理して話す練習をしましょう。

相手の話をうのみにしないで、自分のフィルターを通して考え、判断する力をつけることは、人が自立して生きていくためにも必要なことです。

日常生活の中で子どもとかかわりながら、考える力を育てていきましょう。

どっちにする?(論理力)

2016-09-16

「自分は何を伝えたいのか」「自分はいったいどう思っているのか」考えるチカラのトレーニングとして、ことばキャンプでは「どっちにする?」というワークをしています。「犬と猫、どっちが好き?」「海と山、どっちに行く?」と聞いて選んでもらいます。「どっちでもいい」や「わからない」は却下。どちらかを選択するように伝えます。

「どっちがいい?」と聞かれると、子どもは自分の心の中を覗きこんで、答えを見つけようとします。自分はどう思っているのだろうか、と考えるのです。かんたんで楽しいワークとしてやっていますが、「心を決め、表現する」練習になります。

初めは選ぶことができなかった子どもも、毎回繰り返すことで自分の好きなことやしたいことを表現できるようになります。日常生活でも、自分で決めていくチカラがついてきます。

ことばキャンプを実施した子どもの先生から

「友だちに合わせて決められない子どもれど、自分で決める力がついてきました。中学生になって、友だちに流されることなく行きたい部活を決めました。」

と報告を受けました。

大事なのは、意思を持つこと

自分は何がしたいのか

どうなりたいのか

これは子どもの「意思」です。

意思を持ち、それをことばで伝えるチカラを持つことは、自分を大切にすることができます。自尊他尊のコミュニケーションの「自尊」の部分を育てることになります。

人に流されるのではなく自分で決める。自分の決めたことに責任を持つ自立にもつながります。

「どっちにする?」と考えさせことばで表現するように促していきましょう。

 

<どっちにする?>ワークの例

・ごはんとパン、どっちが食べたい?

・トレーナーとセーター、どっちがいい?

・イヌとネコ、どっちが好き?

・から揚げとハンバーグ、どっちが好き?

・お友だちと遊ぶのと、ひとりでいるのと、どっちがいい?

 

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