わかっちゃいるけどほめられない!

自分へのイメージは子どもの時決まる

2016-03-19

ある日の朝。近所を散歩していると、ちょうど学校に行く

子どもを見送りしているお母さんを見かけました。

お母さんは門の前で仁王立ちになって、

「ほら、遅れちゃうわよ」「ハンカティッシュ持った?」

「そんなにのろのろ歩かない!」などの言葉をかけ続けていたのです。

お母さんは、子どもが失敗しないようにという「親心」でしょうが、

子どもの心境はどうでしょう。

下を向いてとぼとぼ歩いている子どもを見ていると、

朝は元気に送り出してあげてほしいと、痛切に思いました。

 

こういう親の言葉は、子どもの中に少しずつ

「自己像」として刷り込まれていきます。

「グズグズして行動が遅い」「あなたはダメな子」

と言われ続けた子どもは、自分をそういう人間だと

イメージするようになり、やがてそれが本当の姿になってしまうのです。

 

「頼りなくて見ていられないわ」と言われるのと、

「あなたには自分の考えがあるから、好きなようにやってごらん」

と言われるのとでは、どちらが自分の人生を切り拓く力を持てるでしょうか。

どうせなら、子どもの中に、自分へのいいイメージ=自己像を作ってあげませんか?

 

 

わかっちゃいるけどほめられない!

2013-02-13

以前、アメリカにいたとき、先生や親た子どもたちにかける「ほめ言葉」のシャワーを目の当たりにしました。

でもそれは、ほめ言葉の多さではなく、子どもたちを肯定的にとらえ、子どもたちの意欲を引き出そうとしていることに気がついたのです。

そんな私や、JAMネットワークのメンバーたちが、アメリカや日本で体験し、実際に効果のあった「ほめ方」「ほめるポイント」をまとめたのが

「わかっちゃいるけどほめられない!脳を育てるほめる表現力」(宝島社)

 です。ほめる&叱るヒントが、詰まっています。

また、富山県の小学校で、全校をあげてほめる指導をしたら、全生徒の国語や算数の平均点が大幅にアップした実践の例もご紹介。

さらに今では、超有名な脳科学者の川島隆太先生にもお話をうかがい、脳科学の面からもほめることの大切さを伝えています。

この本は、子育てばかりではなく、ビジネスにも使えると、多くの反響がありました。毎日新聞の5月5日こどもの日の社説でも、本の紹介とコメントを載せていただきました。

特に印象に残っているのが、出版直後に中学校の保健室の先生お2人から、直接電話をいただいたこと。

自己肯定感のない子どもたちが多い。認めてもらいたいから、保健室に来てる。

もっともっと、親も先生も子どもたちを認めてほめてあげてほしい」というような内容のお電話でした。

あとがき文より抜粋・・・・・

 人はだれでも「認められたい」という思いを持っています。でも、そう簡単にはいかないのが現実です。昨今の問題を抱える子どもたちの多くは、自分のことを低くとらえています。「自分なんて、たいしたことない人間だ」と投げやりになったり、刹那的になったり・・・。それは、「認められたい」思いが満たされたいないからのように思うのです。
 ほめられると、やる気が出て成績や才能が伸びるという、目に見える結果がでてきます。それにとどまらず、ほんとうの自分が認められてほめられた体験をした子どもは、自分のことが好きになって、自己肯定感が育ってきます。この自己肯定感は、「じぶん表現力」のベースになります。

子どもたちに自分の人生を大切にしてほしいから、「ほめる」言葉をたくさんかけてあげたいのです。

・・・・・・抜粋終わり

「わかっちゃいるけど、ほめられない!」というフレーズは、共感者多し!

このタイトルの講演会行っています。

幸せじょうず

2012-12-06

幸せじょうずな人、ってどんな人だと思いますか?

あのね。

私が思うに、

小さな幸せを見つけられる人ラブラブ

たとえば、

ご飯がおいしいニコニコ

洗濯物が、よく乾きそうな天気!

子どもが、お昼寝をたっぷりしてくれてる

この曲を聴くとHappy音譜

ん~、紅葉がきれい

ようは、なんでもいいんですけど、どれだけ「小さな幸せ」を感じることができるか、なんですよね。

そのとき「幸せ!」と、口に出して言ってみると、ますます幸せになりますよ~ラブラブ

ほめるより、まず共感

2012-11-14

「ことばキャンプ」では、子どもたちをどんどんほめます。

子どものちょっとした「いいこと」

小さな「できたこと」を見つけて、

その「事実」を伝えていきます

すると、子どもたちが自信をもってきます。

と同時に、素直な自分の気持ちを伝えられるようになってくるんですね。

どの子どもも、伸びるのりしろが大きいんだな、といつも感動します汗

ただ、ほめるよりも大事にしていることがあります。

それは、共感

「そうか~疲れちゃったね」

「イヤだよね」

「うわ~、そうなの!」

マイナスな感情もそのまま、丸ごと受け入れて

共感的に聞いていると、子どもたちの表情が緩んでくるのです。ニコニコ

人はみんな、自分の考えに共感してもらいたい気持ちがあるんですねラブラブ

川崎市地域女性連絡協議会「子育て”心のケア””ネット」で講演会

2012-03-15

川崎市の溝の口で講演会でした。

「心を育てる子どもとの関わり方」

幸せになれる子に育てたいあなたへ

「語りかけ育児」ほめ方、しかり方のポイント

皆さん、とっても真剣な目目

で聞いてくださいました。

ベビ―ちゃんを抱っこしながら参加される方も、熱心にノートをとっていらっしゃいました。

呼んでくださったのは、

川崎市地域女性連絡協議会の方たち。

電話相談「子育て”心のケア””ネット」

子育てのモヤモヤやイライラ

とにかく話を聞いてほしい

誰にも話せないからストレスでつぶれそう

そんな子育て中の親の支援をしているグループです。

相談日は毎週火曜日・金曜日(12時~17時)

044-210-4432

皆さま、ありがとうございましたラブラブ

天狗にならないほめ方

2011-05-04

「ほめられない」という親の言い分のひとつがコレ。

天狗になるからほめないという方に、

「どんなときにお子さんをほめますか?」

と質問すると、100点をとったときとか、スポーツで成績が良かったときなど、勉強やお稽古ごとに関するときが多いのです。

こうした優越感は、自分より優れた人が出現したら劣等感に変わり、天狗の鼻はかんたんにへし折られます。

つまり、努力もせずに天狗で居続けることはできないのです。

天狗にならないほめ方は、

優しい行いをしたときとか、コツコツ続けている努力子どもの個性=いいところ口に出してほめてあげてはどうでしょう。

これならいくらほめても天狗になんかなりませんよ!

おかんはいつもオレの味方やねん

2011-04-28

児童館にいる知人から、

「おかんは、いつでもオレの味方やねん」

と言っている男の子のことを聞きました。

勉強ができなくても、かけっこが遅くても、おかんはうるさく言わない。

おかんは、オレの話をいつもニコニコして聞いてる。

好ききなものを買ってきてくれる。

悪いことをしたら怒られるけど、おかんは、いつでもオレの味方やねん。

なんて、ステキなお母さんでしょうラブラブ

「ヨイトマケの唄」は子を思う母の愛のうた

2011-04-28

子どもを大切に思う親の気持ち、ということで思い出した話があります。

皆さんは、『ヨイトマケの歌』、ご存知ですか?

美輪明宏さんの作詞作曲です。

ある日、工事現場の前を通りかかったときに、
小学生のクラスでいっしょだったヨシオという友だちのことをふと思い出し、帰ってきて書き上げた歌だそうです

日本が貧しかった時代。ヨシオはさらに貧しく、「ヨイトマケの子」とバカにされていた子。
よいとまけの現場で男たちに混じって力仕事をしていた母。
ヨイトマケとは、工事現場で重労働をしている人のこと。

ある授業参観の時。遅れてきた汚い格好をしたヨシオのお母さん。
そのお母さんは、我が子の汚れた顔を自分の袖で拭いてやりながら、
その子が垂らしていた青い鼻水を、なんと口で吸って窓からペッと吐き捨てたのだそうです。

皆がそれを見て顔をしかめましたが、美輪さんはそこで感銘を受けた。
周りの目など一切気にせず、
我が子のためにそこまでする母性愛の深さ。

ほかの着飾った母親たちにこれが出来るだろうか、と思ったそうなのです。
わが子に対する愛。
美輪さんがこの母の話を曲を書いた原点がこの話に凝縮されているのだといいます。

「ヨシオのためならエンヤコーラー」と一生懸命働いていたヨシオの母のことを、思い出して書いた歌です。

ヨイトマケの唄       作詞作曲 美輪明宏

 父ちゃんのためなら エンヤコラ
 母ちゃんのためなら エンヤコラ
 もうひとつおまけに エンヤコラ

1.
 今も聞こえる ヨイトマケの唄
 今も聞こえる あの子守歌
 工事現場の ひるやすみ
 たばこふかして 目を閉じりゃ
 聞こえてくるよ あの唄が
 働く土方の あの唄が
 貧しい土方の あの唄が

2.
 子供の頃に 小学校で
 ヨイトマケの子供 きたない子供と
 いじめぬかれて はやされて
 くやし涙に くれながら
 泣いて帰った 道すがら
 母ちゃんの働く とこを見た
 母ちゃんの働く とこを見た

3.
 姉さんかむりで 泥にまみれて
 日に灼けながら 汗を流して
 男にまじって 綱を引き
 天にむかって 声あげて
 力の限りに うたってた
 母ちゃんの唄こそ世界一
 母ちゃんの唄こそ世界一 

美輪さんの歌をテレビで聞きました。

♪きょうもきこえるヨイトマケのう~た~

いつ聞いても、涙がポロポロとこぼれてしまって・・・名曲です。

母の原点ではないかと思っています。ラブラブ

気分で叱っていませんか?

2011-04-28

スーパーで見かけた光景。
上りのエスカレーターにのっていたとき、私の目の前に5才くらいの男の子が立っていました。その後ろにお母さんが立っていて、男の子、お母さん、私の順番に乗っていました。

その方は、黙って男の子のことを小突くのです。
何かに怒っていたのかもしれませんが、子どもの肩の辺りをイライラと小さく押すのです。

『危ないな・・・』ヒヤヒヤみていました。

何となく気になって、店内でも親子を目で追っていました。

店内を歩いている間中、お母さんはむすっとしたまま。

子どもは、店内で何かに触れば

「ダメっ!!!」
と言われるし、

ふらふら歩いていると
「こっちへ来なさい!!」
と、怖い声で言われる。

すごい不機嫌な母さんの顔を、男の子はチラチラ盗み見ていました。
いったいどんな行動をとれば、お母さんに叱られないのでしょうか?

子どもは、なんで叱られているのだか原因がわかっているようには見えません。
お母さんにさえ、怒っている原因がわからないで、ただの気分。

ただ「ムカつく」だけなのかもしれません。

男の子は、そんなことになれっこになっているのでしょう。
黙ってひょうひょうとして、そばを歩いていました。
離れないように、くっつき過ぎないように。そんな気の使い方が、痛ましかったです。

親の気分で叱っていませんか?

親の気分で叱っていては、物事の善悪を教えられない。
親の顔色で物事を判断する人になってしまいます。

子どもはみんな、親のことが大好きなんですよ~ドキドキ

あなたを大切にしてくれる大人はいますか?

2011-04-28

子どもが社会の中で、自分に自信を持って自立して生きていくために必要なものは、何だと思いますか?

それは、

自分は大切な存在。
自分は愛される価値のある人

だと、心の底から感じていることです。

「メチャメチャ可愛い」
「いい子でなくても大事な子」

親や周囲の大人に、丸ごと愛されて育てられることです。

京都大学助教授の木原雅子さんは、中高生を中心とした15万件を超えるアンケート調査・インタビュー調査を行っています。「10代の性行動と日本社会」(木原雅子著 ミネルヴァ社)

アンケートの最初の質問は、

「あなたを大切にしてくれる大人はいますか?」

というものです。

その答えがYESかNOかで、非行(性交渉や万引きなど)率が変わってくる。
自分を大切にしてくれる大人がいる子どもほど、非行率が低く、社会規範を守ることができるそうです。

自分のことを大切にしてくれる大人。
一番身近なのは親です。

自分に自信を持って自立して生きていくためには、子どもの心の中にしっかりと「自分は愛されている」という感情を育てることなんです。

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