子育てはがき通信 9月
あなたは小さい頃、お店屋さんごっこや電車ごっこなどをして遊びませんでしたか?子どもたちの大好きな「ごっこ遊び」は、実はこれ、かみあった会話をする練習として絶好の応答力トレーニングになるのです。
親子で楽しくやってみましょう。
心がけてほしいのは、ふつうのやりとりを重ねたあと、質問したりいろいろな無理難題をふっかけたり、できるだけ子どもが思考をめぐらす状況を作ってみることです。
たとえば「お店屋さんごっこ」の時、お客さん役の子どもに「それはもう売り切れちゃったんですよ」とか、「2つ買ってくれたら、おまけします」などのように、変化球を投げてみます。
お子さんは、その状況に対して、一生懸命に考えて、あんがい、親が想像する以上に臨機応変な対応ができて感心するかもしれませんよ。
応答力とは、人の話に反応して答える力のこと。相づちを打ったり質問したり、反応してこそ話は発展し深まっていくもの。いい応答力をつけて、豊かな人間関係を結べるようになってもらいたいですね。
(JAMネットワーク 高取しづか)