Archive for the ‘「親ルール」から「じぶんルール」へ’ Category
内弁慶と外弁慶
児童館に勤めている知人が、
「この頃、外弁慶の子どもが増えているように感じる」
と言います。
内弁慶は、聞いたことがありますが、外弁慶っ!?
「そう外弁慶」
児童館では、職員に悪態をついたり友だちを泣かしたり散々問題行動をしている子なのに、親が迎えにくると、急に態度が変わり、
「ママ~~」
と甘えて「いい子」になるのだそうです。
家の外ではわがままで、家では「いい子」にしている。
「いい子」にしていないと親から嫌われる。
だから、「いい子」でいなければならないんです。
その分、外に出て発散します。
こういう子は親に「絶対に愛されている」という自信がない子。
心配・・・
お子さんのわがままややんちゃに、手を焼いているお母さん。
口答えする子どもに、辟易しているお父さん。
安心しているから、親の前でわがままいっぱいになれるんですよ~。
お子さんは、外では案外、ちゃんとわきまえているんですね。
親は大変だけど、これでいいんです。
外弁慶よりずっといいんです
学校では教わらないお金教育
家電を買ったり旅行の計画など、大きな出費をするときに、子どもを話し合いに巻き込みましょう。
インターネットで情報収集したりお店に足を運んで実物を見たりして、予算内でどのような選択の基準で購入するか、
子どもに意思決定のプロセスをいっしょに体験させてあげてください。
そして、なぜそれを選ぶのか、あなたの価値観・考え方を話してみましょう。
学校では教えてもらえない、生きた消費者教育になります。
お金は限られている現実を伝えていますか?
日本の子どもたちのほとんどは経済的に豊かな環境にいます。
お腹がすけば食べ物はあるし、住むところも着るものも困らない。
6つのポケットを持つ子どもと言われるように、少子化で祖父母からのお年玉やおこづかいをたっぷりもらう子どももいることでしょう。
もっとも親は、住宅ローンの支払いや生活費のやりくりが大変なんですけどね。
ただ、子どもの教育や支出にしわ寄せが行かないよう、苦労しているのではないでしょうか。
でも「お金は限られている」という現実に向き合わせることが「お金教育」するには必要なのです。
なんでも買ってあげない、おこづかいの中でやりくりさせる。
限られているからこそ、自分の欲望をおさえてガマンし、買うものの優先順位を考え、決められた額の中でやりくりするようになるのです。
ATMからお金もらってくれば?
「今月はお金がないから」とこぼしたら、子どもが
「お金は銀行がくれるんでしょ?銀行からもらってくれば?」と言われた、という話をよく聞きます。
お給料は銀行振り込みがほとんどなので、親が働いてお金を得てくれているとという実感がないのです。
その一方で、欲望を刺激する広告が氾濫する中、キャッシング、クレジットといった耳障りのいい言葉で「借金」への抵抗感が減っている現代。
危うさが、子どもたちを待ち受けています。
子どもにはお金のことなど考えずに伸び伸びと育ってほしいと願う親心もわからなくないのですが、
これからの時代を生きる子どもにとって、お金の話をまったくしないのはリスクが大きすぎます。
ぜひ、家族の中でお金について話し合ってみましょう。
社会のルールを教える役割
子どもとの話し合いのときには、まず話を聞くこと。受け入れること。
でも親は、子どもの気持ちを受け入れ理解ばかりでなく、
社会のルールを教えていく役割もあります。
そのときには、親が心得ておくべき3か条は、
その一 自分の家には自分の家のルールがあること
その二 ダメなことはダメ
その三 大人になるのはいいものだよ!
優しく、そして毅然と伝えてあげてくださいね。
問答無用では通じない
子どもが小学校高学年にもなってくると、「黙って言うことを聞きなさい」というのでは、子どもは納得できません。
「もう子どもじゃない!」という思いがムクムクと強くなってくるのですもの。
「なぜ」「どうして」とくってかかるかもしれませんね。
問答無用では通じなくなるのです。
そんなときこそ、「親ルール」から「じぶんルール」への話し合いのチャンス!
たとえば、「何で、子どもは早く寝なくちゃならないの?」「大人だけ、遅くまで好きなテレビを観ていてズルイ」
なんて言い出したら、まずは子どもの「考え」を聞くこと。
「あなたは、どう思う?」
「何で早く寝ないといけないと思う?」
子どもが答えたことを「そういう風に思ったんだね」と、ともかく認めるのです。
その上で、親も一人の大人として意見を伝える。
「成長期の子どもは、睡眠時間を8時間が必要なの」
「もうちょっとお兄ちゃんになったら、今より1時間遅くまで起きていられるから」
など、親の考えを伝えます。
子どもは理にかなった話なら聞く耳を持つし、親の考えも聞きたいと思っているのです。
ただ、まず子どもの話をよく聞くこと。
「親ルール」から「じぶんルール」へ。
子どもと話をしながら、導いていきましょう
いつから「自立」を教えるのか?
アメリカの小学校の先生に、
「いつごろから自立=自己管理を教えていくのか」とたずねたとき、
なんと3歳くらいから教え始めると聞いて、びっくりしました。
学校や生活の場面で折に触れて、
「それは誰かの問題じゃないよ。きみの問題だよ」
と、優しく言って聞かせるのだそうです。
たとえば、忘れ物をしてしまった子どもが、「ママが入れてくれなかった」と言ったら、
「違うよ。それはきみの問題だよ」
子どもの目をみながら、穏やかに伝えるのです。
この「優しく、穏やかに」というのが、ポイント。
「自分の問題でしょ!」(怒)じゃないですよ~
親のせいではなく、自分の行動の責任は自分にある。
これが、「じぶんルール」のもとになる考え方です。
この繰り返しで、「じぶんルール」を作っていきましょう
朝のしたくが遅い子
幼稚園に通い始めたAちゃんは、朝の支度に時間がかかって、いつも遅刻。
ママは『いつまでも遅刻クセがつくのはよくないな』と思っていました。
でもどうしたらいいかしら?
そういえば、来月はAのお誕生日がある。
この日に合せて、登園時間を早めていくことを、Aちゃんと話し合いました。
「Aちゃんのお誕生日会に、遅刻しないで出られるようにしようね。
朝の支度、がんばろうね」
と励ましながら。
遅刻すると、お誕生会に出られない、というのはAちゃんにもわかったのでしょう。
朝の支度をがんばるようになり、当日は遅刻せずに行けたそうです
「親ルール」から「じぶんルール」へ
「自分が困る」を体験してはじめて、納得するものなんですね。
移動教室の持ち物リスト
小学生のお子さんを持つお母様から、先日こんな話を聞きました。
移動教室に行くとき、学校から配布された持ち物リストに
「タオル1枚、大中小、ハンカチ、ちり紙、洋服の着替え、これを一日分として袋に入れて、2日分持たせてください」とあったそうです。
「とっても親切だけど、雨が降ったらどうしよう、とか起こる状況を想像して準備するのも練習なのに・・・」
と、言っていました。
同感!たしかに細かいリストは親切ですが、子どもが考える機会を奪ってしまう。
行き過ぎた指導は、子どもの考える力を摘んでしまわないでしょうか。
自分で考え判断する力をつけようと思ったら、できるだけ子どもに任せて用意をさせる。
子どもが考えて判断する練習だから、口を出したいところだけれど親は見守る。
もっとアバウトでいいのんじゃないかな。
そんなことを、考えさせられました。
「早くしなさい」を言わないと心に決める
時間に追われて忙しい毎日。
ついつい「早くしなさい!」と言っていませんか?
実は、私も口癖になっていたのです。
聞きなれた言葉は耳タコで、子どもたちにはまったく効果なし。
というより・・・逆効果でした。
ですから、言わない!と心に決めたのです。
「早くしなさい!」がのどまで出てきたら、呑み込んで別の言葉を探す。
子どもの行動を促す、ほかの方法を考える。
私の行動が変化してきたのです。
言わないと決める「覚悟」、あなたもしてみませんか?









